JR山陰線の下関・益田間の利用促進を話し合う会議が8日、萩市で開かれました。
協議会では自治体などが取り組む活性化方法などが報告されました。
一方、JR西日本側からは山陰線の下関・益田間の輸送密度(1kmあたりの1日平均旅客輸送人員)が示されました。
それによりますと「益田・長門市間」が209人、「長門市・小串、長門市・仙崎間」が205人といずれも前の年度を下回っています。
JR西日本広島支社の広岡支社長は「継続的な利用につながる仕掛けが必要」と訴えました。
(下関市・前田晋太郎市長)「山陰線をしっかりと未来永劫残せていけるように、努力していく必要があると強く感じた。」
(JR西日本中国統括本部・広岡研二 広島支社長)「プロモーションや利用促進のイベントをするのも非常に大事なこと。」
去年6月末からの大雨で山陰線の人丸・滝部間は現在も不通となっていて、JR西日本は来年度中の運転再開を目指すとしています。
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