●日本の南に台風7号が発生。この先発達をしながら北東へと進み、今週末にかけて関東に接近するおそれ
●きょう13日(火)は午後ほど大気の状態が不安定。夕立のような突然降り出す強い雨にご注意を
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きのう12日(月)岩手県に上陸した台風5号。この台風5号の影響で、岩手県久慈市下戸鎖では48時間雨量が480ミリを超え、観測史上一位となる記録的な大雨となりました。
その後秋田県を横切るように北上し、きょう13日(火)の明け方に日本海で熱帯低気圧へと変わりました。
一方で台風6号は日本の東を北西へと進み、こちらもあす14日(水)には熱帯低気圧へと変わる予想です。
また今朝4時ごろ日本の南に台風7号が発生しました。この先発達をしながら北東へと進み、今週末にかけて関東に接近するおそれがあります。
次から次へと台風が発生しています。今のところ県内へ直接的な影響はなさそうですが、
南からの暖かく湿った空気が流れ込むため、きょう13日(火)は午後ほど大気の状態が不安定になりそうです。内陸や山間部ほど、急に雨雲が発達しやすくなるため、夕立のような突然降り出す強い雨にご注意下さい。
午前中はしっかりと日ざしが届きそうです。
午後になるとやや厚い雲が広がりやすく、内陸や山間部を中心に急なにわか雨のおそれがあります。
日中の最高気温は広瀬で37度。そのほかの各地でも広く35度を超える見込みで、きょう13日(火)も猛烈な暑さとなりそうです。
あす14日(水)も大気の状態が不安定で厚い雲が広がりやすく、ところどころで夕立のような、急に降り出す雨に注意が必要です。引き続き南寄りの暖かい空気が流れ込むため、瀬戸内側を中心に最高気温が35度を超えるところも多くなりそうです。
週末にかけても、しばらく夏空が広がり厳しい蒸し暑さが続く見込みですが、来週になると次第に天気は下り坂になりそうです。
熱中症情報です。きょう13日(火)も熱中症警戒アラートが発表されています。命を守るための暑さ対策をしっかりと行っていきましょう。
(KRY山口放送 気象予報士 秋山幸輝)