山口県内への就職を実現してもらおうと、来年春卒業予定の学生などを対象にした就職フェアが山口市で開かれました。
「ふるさと山口Uターン就職フェア」は帰省する人が多いお盆の時期に合わせて毎年開かれています。
人口減少や2024年問題…。県内でも多くの業界が人材確保に苦戦していて、フェアへの参加企業は午前と午後の部、あわせて140社と去年より30社近く増えました。
(山口労働局 職業安定課・有吉 喜太郎課長補佐)「人材が(県外に)流出している傾向があるので、なんとか食い止めるために県内の会社をしっかりアピールして、会社を知ってもらう取り組みをやっていきたいと思います。」
この春、県内の大学などを卒業した人の就職先の6割あまりが県外で、若者の県外流出も課題となっています。
(学生・県内出身)「地元のほうがいいですね。職場の雰囲気がいいところがいいですね。」
(学生・県内出身)「自分の生き方にすごくかかわってくるので、慎重に考えようかなと思うので、いまいろんな業種で考えさせていただいています。」
来年春卒業予定の学生などを対象にした、対面での就職フェアは来年1月ごろにも行われるということです。
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