城下町・萩の景観や自然を船でめぐる遊覧船を運行する萩八景遊覧船は、一部のコースの運行で法令に違反した疑いがあるとして、15日からすべての運航を休止しました。
萩市などによりますと、萩八景遊覧船は、沖合に出て夕日を鑑賞するコースを7月から運航しています。
しかし、このコースについて、今月12日に萩海上保安署から「運航している船には認められていない日没後の運航を行っていて、船舶安全法違反の疑いがあると指摘されたということです。
指摘を受け萩八景遊覧船では、このコースの今シーズンの運航を終了するとともに、別のコースについても安全教育や対策を徹底するため、15日から運休とします。
萩市によりますと、日没後の運航の指摘は以前にもあったということです。
萩八景遊覧船は萩市が出資する第三セクターです。
萩市の田中市長は「乗船を楽しみにしていただいた皆様にはご迷惑をおかけし、大変申し訳ない。法令を遵守の上、安心安全な運航を行うよう、厳しく指導をしてまいります」とコメントしています。
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