戦時中、出征した兵士の無事を願い写真が奉納された山口市の神社では神事が行われました。
山口市徳地にある三坂神社は、戦時中、弾除け神社と呼ばれ、およそ2万5000枚の出征した兵士の写真が奉納されました。
毎年、終戦の日には本殿にある写真の保管所の前で神事が行われます。
一枚でも多くの写真が家族の元へ帰れることを願い、宮司の江端希之さんは「ふるさと」を歌いました。
(江端希之宮司)
「こころざしを果たしていつの日にか帰らん。山はあおき故郷水は清き故郷」
神社に残る写真はおよそ1万4000枚。
ことしは14日時点で138枚が返還されています。
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