●台風7号は非常に強い勢力で関東に接近する予想。房総半島の沖合を進む可能性が高く、暴風や大雨災害に厳重な警戒が必要
●日中は強い日ざしが届くが、昼過ぎから山間部を中心に天気の急変のおそれも
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きのう15日(木)は各地で猛烈な暑さとなりました。
広瀬では、午後2時06分に39.0度を観測し、これまでの県内における最高気温の記録となっていた38.8度を上回り、観測史上最も高い気温を更新しました。
また、大気の状態が非常に不安定になったことで各地で雨雲が発達し、山口市内では多い所で1時間に最大34.5ミリの激しい雨を観測しました。
一方で台風7号は、台風の目がはっきりとしていて、この時間にかけて非常に強い勢力で八丈島付近まで北上をしてきました。
この先、台風7号は非常に強い勢力で関東に接近する予想で、房総半島の沖合を進む可能性が高くなりそうです。関東に接近する台風としては記録的な強さで、暴風や大雨災害に厳重な警戒が必要です。
きょう16日(金)の県内は、日中ジリジリと強い日ざしが届く見込みですが、昼過ぎから山間部を中心に、雷の発生確率が高くなる予想で、きょう16日(金)も天気の急変には注意が必要です。
日中の最高気温は、中部や東部を中心に35度を超えるところが多く、きょう16日(金)も蒸し暑くなりそうです。
連日暑い日が続いて体力も消耗しますが、無理せず暑さ対策を行いましょう。
しばらく日ざしの照り付ける日が続きそうです。
来週半ばになると厚い雲が広がりやすく、次第に天気は下り坂となりますが、最高気温は35度を超える日も出てくる予想です。まだまだ蒸し暑い日が続きそうです。曇ったり、雨が降っても、油断せず水分補給を行って下さい。
熱中症情報です。きょう16日(金)も熱中症警戒アラートが発表されています。
外に出ない方も、こまめな水分補給を徹底してください。
(KRY山口放送 気象予報士 秋山幸輝)