長崎県の対馬周辺の海域などでアカムツなどをとる沖合底びき網漁業の出港式が15日、下関漁港で行われました。
出港式では、県以東機船底曳網漁協の宮本洋平組合長が「燃料費の高騰や乗組員不足といった厳しい経営環境にありますが、資源管理などを図り事業を継続していくことが私たちの使命です」と挨拶しました。
沖合底びき網漁業は、2隻の船が一組になって行います。
今回もインドネシアからの特定技能生や漁業実習生あわせて50人が乗り込みます。また、今シーズンから船が2隻増えて操業は12隻で行われます。
漁は、長崎県の対馬周辺から萩市の見島沖までの海域でアカムツやタイ、カレイアンコウなどをとっていて下関漁港の水揚げ量のおよそ4割を占めています。
(県以東機船底曳網漁協 宮本洋平組合長)
「ちょっと沖側の韓国水域の方では比較的アカムツもとれている情報もありますので比較的サイズの大きいものがとれている情報もありますので水温の関係でどうなっているか分かりませんけども行ってみてその辺は期待できる」
漁は、来年の5月中旬まで行われ去年よりも多い4500トンの水揚げ量を目指しています。
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