きのうまでの3日間上関町祝島で4年に1度の神事「神舞」が行われました。
コロナ禍により前回は中止となり8年ぶりの開催となりましたが1000年以上続く祭りがきのう、無事に幕を閉じました。
先週金曜日。
♪ ホーランエー
大分から海を渡りやってきた御神体を迎え入れる入船神事。
祝島に8年ぶりに神様がやってきました。
神舞はおよそ1100年前、嵐で漂着した現在の大分県・伊美の人たちを祝島の人たちがもてなし、お礼に農耕の技術を授かったきっかけとされていて、4年に1度伊美別宮社の神職らが島を訪れ神楽を奉納しています。
新型コロナの影響で8年ぶりとなった今回の神舞。
島の過疎高齢化により日程の短縮など本来の形とは少し変化しましたがそれでも、人口およそ270人の島に3日間でおよそ800人が訪れました。
神舞のフィナーレは祝島の櫂伝馬を先頭におよそ10隻の船が祝島沖をパレードし神様を見送る「出船神事」。
島の人たちは3日間の感謝とともに4年後の再会を誓い大きく手を振りながら神職らを見送ります。
♪ まってまーす!
(祝島の住民)
「人口少ないけどにぎやかでしたね」
「4年後に神舞できるって?若い人に頑張ってもらいましょうようやったよね」
再会は4年後…
神舞が次に開催されるのは2028年です。
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