同居する母親の遺体を自宅に放置したとしてすでに逮捕・起訴されている周防大島町の兄弟が20日、母親の年金などをだましとった疑いで再逮捕されました。
詐欺の疑いで再逮捕されたのは、周防大島町久賀のいずれもの無職の50歳と45歳の兄弟です。
警察によりますと、2人はことし3月、周防大島町の自宅で同居していた当時77歳の母親が死亡したことを確認していながら、死亡届などを出さず、ことし6月14日、母親名義の口座に振り込まれた4・5月分の老齢基礎年金など合わせて14万1995円を、だましとったとされています。
警察の調べに対し2人は「まちがいない」と容疑を認めているということです。
2人はことし7月、母親の遺体を自宅に放置していたとしてすでに逮捕・起訴されていました。