山口県阿武町で、地元の中学生が町の特産品「福賀すいか」の栽培に取り組み、20日、収穫しました。
阿武中学校では「地域のうまいものを育てよう」を合言葉に2年生およそ20人が今回初めて「福賀すいか」の栽培にチャレンジしました。
授業の一環としてことし5月から苗植えや余分なツルを取る「整枝」と呼ばれる作業などをしきょう、待ちに待った収穫の日を迎えました。
阿武町の特産「福賀すいか」は大玉で、食感が良いのが特徴です。
ことしは今月18日で出荷作業は終わりましたが天候に恵まれ、美味しく仕上がったということです。
生徒たちが栽培したスイカはサルの食害などもありましたが、9キロから12キロのあわせて7玉を無事、収穫することができました。
(生徒は)
「高価なものだし自分たちの自慢できるものなので広めていきたい」
(福賀すいか部会・梅田将成さん)
「自分たちの地域にとてもおいしいスイカがあるということはもちろんのこと」「どんな思いでスイカを作っているのかとか仕事をしているのかを一番に伝えたい」
スイカは学校に持ち帰り、生徒たちが味わうことにしています。
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