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20代男性が1200万円詐欺被害…「投資家の遺産を相続」きっかけは英語のメール…周南市

KRY山口放送 2024年8月20日 17時0分

 遺産相続のウソの話を発端に周南市の男性が現金と電子マネーの利用権あわせておよそ1200万円をだまし取られる詐欺事件が発生しました。

 被害にあったのは、周南市に住む20代の会社員の男性です。

 警察によりますと6月10日、男性に海外銀行の役員を名乗る人物から「投資家が家族と一緒に亡くなった」「投資家には親族がいないので、 近親者としてあなたを推薦する」などと英語のメールが届いたということです。

 話を信じた男性は、遺産相続の法廷費用と着手金の名目で現金と電子マネーの利用権、あわせておよそ1200万円分をだまし取られました。

 やりとりの中で男性は「為替ルートの変動で追加費用が必要」などと言われ、6月12日から7月17日まで、指定された銀行口座に9回、電子決算サービスの送金先に2回振り込んだということです。

 投資家は、男性と苗字が同じで面識はなかったということです。

 警察は、電話やSNSでお金を要求するのは詐欺の手口として注意を呼びかけています。

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