パリオリンピックで金・銀2枚のメダルを獲得したフェンシングの加納虹輝選手に、岩国市から市民栄誉賞特別賞が贈られました。
岩国工業出身の加納虹輝選手が2021年の東京オリンピック・エペ団体で金メダルを獲得した際、岩国市は「市民栄誉賞」を創設し、第1号として贈っていました。
今回のパリではさらに個人で金、団体で銀メダルの快挙を達成したことから、市は「市民栄誉賞特別賞」を新たに設け、21日授賞式が開かれました。
(加納虹輝 選手)
「出身地でないにも関わらず、多くの方が受け入れ、応援してくださるのは本当に嬉しい」
加納選手は、今週金曜日から岩国市で開かれるエペの全国大会「加納虹輝杯」を福田市長らにPRしていました。
また、加納選手は母校の岩国工業も訪れました。
(加納虹輝 選手)
「毎日こつこつと地味でつまらないことを続けていくことで、5年後、10年後に夢を叶えている可能性はかなり高い」
(小林奏多 生徒会長)
「テレビでも観た『世界の人』が岩国工業の先輩。きょうお言葉をかけてくださって、全てにおいて尊敬できる目指すべき人と思った」
加納選手は、4年後のロサンゼルスオリンピックに向け自分もがんばっていくと後輩たちに誓っていました。
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