梨の産地である下関市豊田町で、やまぐちブランドにも登録されている豊水や二十世紀の出荷が始まりました。
下関市豊田町では、昭和7年(1932年)から梨の栽培が始まっていて、現在は18の農家が出荷組合に加盟し約15ヘクタールで梨を育てています。
町内の選果場では「豊水」と「二十世紀」の出荷が始まっています。
糖度が12度以上で形の良い「豊水」は、「下関豊田の豊水」としてやまぐちブランドに登録されています。
選果では、農家の人たちが形やキズなどの確認を行い、さらに光センサーを使って熟度=熟れ具合や糖度をチェックしていきました。
豊田町の梨は宇部などの市場に出荷され、組合の直売所や道の駅などでも販売されます。
(山野組合長)「春先ちょっと雨が多かったが、病気なども出なくて順調に育っている。大きさも例年通りか、例年より若干大きくて味も糖度がのった美味しい梨が出来上がっている。」
今シーズンはカメムシによる被害もあったことから、昨シーズンよりも少ない230トンから240トンの出荷を見込んでいます。
また、25日からは観光梨狩りも始まります。
この記事の動画はこちらから再生できます