ことし6月の県内の有効求人倍率は1・43倍と、前の月と同じ水準となりました。
山口労働局の発表によりますと、ことし6月の有効求職者数は前の月と比べ0・4%減の1万9345人、有効求人数は、0・3%減の2万7712人でした。
その結果、有効求人倍率は1・43倍と前の月と同じ水準となりました。
全国平均は1.23倍で1・43倍は、全国5位の高い数字です。
ハローワーク別でみると、最も高かったのは山口の1・59倍で、最も低かったのは柳井の1・06倍でした。
産業別の新たな求人数について、前の年の同じ月より100人以上増加した業種はなく、一方で、100人以上減少したのは「建設業」(-330人)「卸売業・小売業」(-226人)などとなっています。
山口労働局では、県内の雇用情勢について「持ち直しの動きが続く中、求人が求職を上回って推移している」と基調判断を22か月連続で維持しています。
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