●きょう27日(火)も概ね晴れますが、午後にかけて急な雨や雷が発生するおそれ
●台風10号はゆっくりと北上し、30日(金)に県内に最も接近する予想
●あす28日(水)から徐々に雨風強まる予想。きょう27日(火)のうちに台風の備えを
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現在、奄美地方付近にある台風10号は、この先発達をしながら北上する見込みで、あさって22日(木)の朝には非常に強い勢力で、九州の南あたりに進む予想です。その後、進路は東よりに変わり、強い勢力で西日本を北東方向へ進む見込みです。
台風の中心が予想進路通りに進んだ場合、30日(金)にかけて県内に最も接近する可能性が高くなりそうです。
この先の具体的な雨と風の予想を見ると、あす28日(水)の朝に台風から少し離れた雨雲がかかり始め、30日(金)にかけて台風本体の雨雲が近づく予想です。同時に風の勢いも増す見込みで、場合によっては大雨・暴風・波浪・高潮など、警報級の影響が多岐にわたるおそれがあります。
晴れているきょう27日(火)のうちに、植木鉢や自転車など暴風で飛びやすいものの片付けや、固定などはしっかり行い、大雨に備えて、排水溝の掃除や土のうの準備などの備え、停電への備えや備蓄品の確認や、予定の柔軟な変更など、備えは早めに進めて下さい。
県内は、日中日ざしが届きますが、南からの湿った空気の流れ込みで、あちらこちらで雨雲が発達しやすくなりそうです。急な雷雨に注意してください。
日中の最高気温は35度を超えるところが多く、きょう27日(火)も各地で猛烈な暑さとなる予想です。
あす28日(水)から台風10号の接近に伴い、南からの湿った空気がさらに流れ込むため、広い範囲で雨となる予想です。
30日(金)にかけて、台風は県内に最も接近する予想で、雨風はより一層強くなるおそれがあります。
早め早めの対策を行って、この先の台風に備えてください。
熱中症情報です。きょう27日(火)は県内に熱中症警戒アラートが発表されています。
まだ厳しい暑さは続いています。水分補給をしっかり行って、健康第一で過ごしていきましょう。
(KRY山口放送 気象予報士 秋山幸輝)