台風10号の最接近から一夜明け、美祢市では特産品=秋芳梨の出荷が再開されました。
出荷のピークを迎えている美祢市の秋芳梨。
強風や大雨による実の落下や農園での土砂崩れが心配されましたが、生産組合に被害の報告は無く、関係者は胸をなでおろしていました。
(秋芳梨生産販売協同組合・戎 隆明組合長)
「被害が出なかったので、組合としては一安心しております」
秋芳梨は今月21日から出荷が始まりましたが、台風の影響で出荷や直売所での販売を中止していました。
今シーズンの出荷目標は280トン。
31日は、朝から農家や作業員およそ140人体制で出荷作業を再開していて、選果場にはナシが詰められた箱がずらりと並んでいました。
直売所では1日に5トンのナシを販売しますが、午前中に売り切れることもあるということです。
(秋芳梨生産販売協同組合・戎 隆明組合長)
「甘くておいしいナシになっております。丁寧な収穫・出荷作業でより良いものをお客様に一個でも多く届けられればと思っております」
直売所は9月1日以降、週に数日オープンし、袋物や贈答用が購入できます。
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