防犯力を高めていこうと、警察と山口県内の企業・団体が連携した会議が開かれました。
会議には、警察と県内18の企業や団体が出席しました。
まず、警察からの情勢報告では、自転車盗難や万引き、詐欺被害の増加が顕著で、7月末までの刑法犯の認知件数が、21年ぶりに増加に転じた昨年度を上回るペースであることが報告されました。(2718件:前年比+386件)
なかでも、SNS型投資・ロマンス詐欺の被害は急増していて、7月末までにおよそ5億6000万円の被害が確認されています。
(県警 生活安全部 錨敏之部長)
「(詐欺被害は)極めて深刻な実態にあります。この逆風を治安の浮力に変えて引き続きご協力を賜りますようお願い申し上げます。」
会議では、警察から企業に対し、詐欺防止対策として、会社の固定電話へのナンバーディスプレイの導入や、お客さんへの声掛けを徹底していくことなどを呼びかけていました。
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