山口県内のコンビナート企業が排出する二酸化炭素が2017年度をピークに徐々に削減されていることが初めて示されました。
これはコンビナート企業などが参加した県の会合で示されたものです。
県によると2020年度にコンビナート企業が排出した二酸化炭素は前年に比べ、マイナス8%で2017年度の排出量=2020万トンをピークに徐々に下がり始めていることが分かったということです。
カーボンニュートラルへの取り組みで削減はさらに進むとみられています。
また、現在、コンビナート全体では石炭の使用比率が50%あまりを占めていますがすべてを次世代エネルギーに転換した場合、アンモニアは年間およそ1000万~1200万トン、水素はおよそ350万トン必要であることも初めて示されました。
会合では、宇部・山陽小野田のコンビナート企業から年度内に企業連携のグランドデザインをまとめることが報告されました。
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