台風シーズンを迎える中、柳井警察署で4日、大雨の時に大規模な地震が発生したとの想定で図上災害訓練が行われました。
(訓練)
「緊急地震速報 地震発生ただちに安全を確保する行動を取ってください。山口県内で最大震度6強が観測されました。」
図上災害訓練は、大雨洪水警報発令時に、日向灘を震源としたマグニチュード8.0の地震が発生し、柳井市では震度6強の揺れを観測する事態を想定しています。
事前に訓練内容を伝えられていない25人の警察官が災害警備本部となって管轄内の現場に出動した警察官と連絡を取り合い被害状況を確認・対応していました。
このような大規模な災害に対する訓練は去年から行われていて、きょうは柳井警察署が管轄する1市4町の自治体担当者が訓練の様子を見学していました。
(柳井警察署 時吉 弘志警備課長)
「第一に住民を確実に守る、避難をさせるということ。第二には適切に情報を把握するということを最大の目的にやっている。」
訓練は2時間行われ、地震発生時に加えて地震が発生してから2時間後、7時間半後を想定した訓練も行われました。
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