彫刻家=田辺 武さん、妻で画家の素子さんの二人展が山口市で開かれています。
「時の軌跡」
春夏秋冬のように再びめぐりくる時間と同時に今、この一瞬は永遠に戻ってこないということが表現されています。
彫刻家=田辺 武さん画家・素子夫妻の二人展が山口市の山口井筒屋で開かれています。
武さんの作品は、「時間と空間」がテーマです。
ビッグバンから始まった時の流れのなかで、命の持つ力強さを、「波」で表したということです。
素子さんの作品は「再生」をテーマとしていて、作品の多くに鳥が描かれています。
自分が見ることができないものを見ることができる憧れ、その思いが作品に込められているということです。
(田辺 武さん)
「脳内においては一瞬にして何億年前の恐竜の時代を想像する、時間という自分のなかで浮遊している、そういうものを表現しようとしている」
(素子さん)
「災害やコロナにしても、人間が困難に立ち向かっているときに再生を願うということと関連付けた作品を作ろうと思った」
この展覧会は、今月9日まで開かれています。
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