下関市豊浦町に幸せを運ぶコウノトリが2羽飛来し、地元の人たちを幸せな気分にさせています。
下関市豊浦町の田んぼでサギに交じってエサをついばんでいるのがコウノトリです。
8月23日、近くに住む亀永さん西本さん親子が車で田んぼのそばを走っているときに気付きました。
すごくびっくりしたと話します。
「大きなサギがおると思って“あれっ色!?”となってすごい大きいし、黒いし何だろうと写真を撮って検索したらコウノトリと出て“うそやろ”となって」
コウノトリは幸せを運ぶ鳥と言われています。
コウノトリの保護・増殖に取り組む兵庫県の「コウノトリの郷公園」によりますと現在、国内で476羽が生息しているということです。
8月27日午前中に撮影した映像では2羽がそろってエサをついばんでいて、個体を識別するためコウノトリには足環が着けられています。
「コウノトリの郷公園」によりますと1羽は鳥取県で孵化した2歳のオスということでもう1羽もオスの可能性があります。
2羽は良いエサ場を求め旅をしている途中で偶然出会ったとみられ、エサが無くなれば、新たな場所に移動するということです。
「コウノトリの郷公園」では観察や撮影の際コウノトリを警戒させないよう150メートル以上離れて行うよう呼びかけています。