●南シナ海の台風11号が 台風の強さの最上級「猛烈な」勢力に
●日本の南東海上で台風12号発生
●台風11号も12号も日本に直接の影響はなく 日本付近の高気圧が強まることで 県内は当面は猛暑の日々
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きょう5日(木)、南シナ海の台風11号が、台風の強さとしては最上級の「猛烈な」勢力となってきました。また、午後3時に日本の南東海上で、新たに台風12号も発生しました。
11号は、このあと大陸に進んで週末には衰弱の予想。12号も陸地に近づくことなく、そしてさほど発達もせず、24時間後で再び熱帯低気圧の勢力になる予想で、日本に直接の影響はありません。
一方で、これら台風の発達でグッと下がった気圧を補うように、日本付近では逆に高気圧が強まる、という大気の流れとなっていて、これにより県内付近は、おおむね晴れて暑さ厳しい日々が、もうしばらく続く見通しです。
週末にかけての3日間では、山口市内や岩国市錦町広瀬では、予想最高気温が35度以上の猛暑日が続くなど、もう1段階、暑さはグレードアップする見込みです。
また、昼間の暑さだけでなく、ここ数日に比べると週末にかけて夜の寝苦しさも少々増していくことにも注意。エアコンの適切な利用やこまめな水分補給など、熱中症対策、体調管理など意識を高めて、健康第一で過ごしていきましょう。
あす6日(金)も大体晴れの一日で、午後は山間部の一部で、少し夕立の可能性はあるものの、ほとんどの所では、日ざしが朝から晩まで途切れることなく降り注ぐ見込みです。朝はしのぎやすい空気でも、日中は気温が33度前後から、山口や広瀬は36度と、いっそう身体に堪える、猛烈な暑さとなるでしょう。
今週末、土曜日、日曜日も、昼間は猛烈な暑さ。さらに夜の気温も、やや下がりにくくなって寝苦しさが増してきそうです。来週初めにかけては、まだ夏空、猛暑が続きそうですが、来週後半は前線や湿った空気の影響で、天気が不安定になる日もあるでしょう。
（KRY山口放送 気象予報士 山本昇治）