パリパラリンピック柔道弱視・女子57㎏級で、山口市出身の廣瀬順子選手が、悲願の金メダルを獲得しました。
パラリンピック柔道での金メダルは、日本女子初です。
廣瀬選手は山口県の西京高校柔道部出身で、19歳のとき、病気の影響で視野が狭まる障害を負い、21歳のときに、視覚障害者柔道を始めました。
9年前に、同じ視覚障害者柔道の選手だった悠さんと結婚。
以来、悠さんの地元・愛媛県松山市を拠点に夫婦で練習を重ねてきました。
廣瀬選手は2016年のリオパラリンピックで日本女子初のメダル・銅メダルを獲得。
2021年の東京パラリンピックでは3位決定戦で敗れ、5位に終わり、夫婦で悲願の金メダルを目指してきました。