健康と命の大切さについて学んでもらおうと、「乳がん」の体験者が経験談を児童たちに語りました。
周南市の周陽小学校で行われた授業…乳がんを体験した市内に住む井上裕香子さんが6年生と保護者に体験談を語りました。
いまから8年前に乳がんが見つかり手術、今でも年に1回、検診を続けています。
(井上裕香子さん)
「私たちがん患者はときどきひとりで治療を頑張っている気持ちになることがあります。大丈夫?何かできることある?と言ってくれるだけで気にかけてくれているんだなと思ったらそれがすごく嬉しいし1人じゃないと思えることが元気の源になる。」
井上さんはがんの予防や早期発見のためには、健康的な生活習慣や定期的ながん検診が大切だと呼びかけていました。
(児童)
「治療をしても治らないと思っていたんですけれど、きょう話を聞いて治療をしたら治るということも分かったので安心しました。」
「検診をしたりワクチン接種ができるということも知ったので、それを家族に伝えてわたしもやってみようと思いました。」
この授業は、今月10日に戸田小学校、12日には櫛ケ浜小学校でも行われます。
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