妻の首を絞めて殺害しようとしたとして殺人未遂の罪に問われている男に対し、検察側は懲役5年を求刑しました。
殺人未遂の罪に問われているのは、山陽小野田市の無職=大島進被告77歳です。
起訴状などによりますと、大島被告は去年12月、当時73歳の妻に馬乗りになり、両手で首を絞めて殺害しようとしたとされています。
きょう(12日)の結審で検察側は、「妻を殺して楽になりたいという身勝手な犯行で、死亡する危険性が極めて高いもの」などとして懲役5年を求刑。
一方、弁護側は、「殺害には妻の同意があった」と主張し、被告がすぐに警察に自首したなどとし、執行猶予付きの判決を求めました。
判決は今月20日に言い渡されます。