自民党の総裁選挙がきょう告示されました。
山口3区の林芳正官房長官を含む過去最多の9人が立候補しています。
東京の自民党本部では午後1時から過去最多となった立候補者9人による演説会が行われました。
(林芳正官房長官)
「この経験と実績をこの党のためにそして何よりも愛する日本のために使い切りたい全身をささげたいその思いで今回浅学菲才ながら、立候補の決断をさせていただいた次第でございます。」
林芳正さんの自民党総裁選挙への立候補は参議院議員だった2012年以来、2回目です。
この総裁選告示を前に林さんの地元・下関では、昨夜、決起大会が開かれました。
県議会議員や県内の市長や町長、それに支援者らおよそ800人が集まり、柳居県議会議長と下関市の前田晋太郎市長が激励の言葉を述べました。
(柳居議長)
「世界が地球が日本国が本当に大きな歴史の転換期でありましていよいよいこういう時は林芳正先生の出番であろうと」
(前田市長)
「深い知識と経験に心動かされ今は心の底から林先生を応援させていただきたい」「皆さんと共に山口県をまずは一つにして総理に林先生を押し上げていく」
また、林さんは、東京からオンライン中継で参加しました。
(林芳正官房長官)
「私の誕生日、1月19日という事もあって困ったときの林芳正とよく言われておりました地元のみなさんに、ずっとお支えして頂いたおかげでたくさんの経験を積むことができました。これを全部使ってこの難局にあたっていきたい」
また、下関の事務所には、きょう、対策室が設けられ、看板が設置されました。
対策室では、電話を使って全国の党員に林さんへの投票を呼びかけるということです。
自民党の総裁選は党所属の国会議員367人のほか党員による投票も行われます。
山口市の自民党山口県連事務所でも投票用紙の発送作業が行われました。
事務局によると県内に住む党員は1万6338人できょう、全員に対し郵送されました。
岸田総裁が誕生した3年前、県内の党員の投票率は75.42%だったということです。
総裁選挙では裏金問題に対する対応や経済政策などを争点に論戦が行われ、今月27日に投開票が行われます。
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