●敬老の日のきょう16日(月)も一日蒸し暑く、雲の目立つ空模様に。日ざしの届くタイミングもありますが、ところどころで夕立ちや雷が発生するおそれも
●大型の台風14号発生。この先、台風13号と同じような進路で、19日(木)ごろにかけて、沖縄付近を通過する見込み
●今週猛暑日を観測すると、県内の最も遅い猛暑日の記録更新の見通し
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昨夜から気温の下がりにくい状況が続いています。広く25度を下回らず、蒸し暑い朝となっています。
一方で、週末に奄美大島付近を通過した台風13号は、この時間にかけて大陸方面へ向かっています。日本からは遠ざかりますが、台風により南からの湿った空気が流れ込むため、県内はこの先も蒸し暑く、雲の目立つ空模様となりそうです。
また昨夜マリアナ諸島付近で、大型の台風14号が発生しました。この先、台風13号と同じような進路で、19日(木)ごろにかけて、沖縄付近を通過する見込みです。
9月に入って台風が続々と発生していますが、異例の暑さにも注意が必要です。
今月、県内では度々猛暑日が観測されています。これまで過去最も遅い猛暑日の記録は、広瀬や下松で2022年に観測した9月15日でしたが、今週猛暑日が観測されると、この記録を塗り替えることになります。
あさって18日(水)までの最高気温ですが、各地で最高気温が35度を超える猛暑日となる予想です。
この予想通りだと、最も遅い猛暑日の記録更新が見込まれる週となりそうです。
まだまだ厳しい残暑が続きますが、身体を労わりながら、この暑さを乗り越えていきましょう。
県内は時折、日ざしの届くタイミングもありますが、一日、雲の目立つ空模様となる見込みです。大気の状態が不安定なため、ところどころで夕立ちや雷が発生するおそれがあります。急な空模様の変化にご注意下さい。
日中の最高気温は各地で33度前後と、だいたいきのう15日(日)と同じくらいの気温となる予想です。引き続き、水分補給はしっかりと行いましょう。
あす17日(火)は十五夜ですが、夜になっても25度を下回らないところが多くなりそうです。蒸し暑い夜ですが、水分補給をしっかり行いながら、お月見を楽しんでください。
今週後半からは徐々に天気は下り坂で、特に20日(金)と21日(土)で雨がしっかりと降る予想ですが、猛烈な暑さは少し和らぐと見込んでいます。
熱中症情報です。きょう16日(月)は熱中症警戒アラートが発表されています。
連休最終日で外に出る方も多いと思いますが、熱中症対策は入念に行って下さい。
(KRY山口放送 気象予報士 秋山幸輝)