●きょう17日(火)も猛暑の記録更新止まらず
●夏空・猛暑・所により夕立という天気が 水~木曜も続く
●金曜から秋雨前線南下で 週末はまとまった雨…ようやく猛暑もおさまる見込み
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きょう17日(火)も、まだまだ猛暑が続く一日に…最高気温は広瀬で36.8度と、9月における観測史上最高気温の記録を更新。県内で最も遅い猛暑日の記録も、さらに更新されました。
また、午後は山間部中心に一部夕立もありましたが、日暮れの頃には雨雲は衰弱し、雲も少なくなりつつあり、中秋の名月は各地でしっかり輝きつつあります。まだ昼間の熱気が残って夜も蒸し暑い中ですが、名月を眺めながら、秋の風情を感じて頂ければ、と思います。
さて、西日本は引き続き、夏の高気圧のエリア…日本の南にある、大型の台風14号は、あす18日(水)の午後、沖縄近海へ進んだ後、さらに西に進んで大陸方面に向かう予想です。
県内は、まだ台風を寄せ付けない夏の高気圧が強いために、夏空と猛暑、所によって夕立、という天気が、水~木曜日にかけては続きそうです。ただ、金曜日になると日本海から秋雨前線の雨雲が徐々に南下し、天気は下り坂へ。そして雨が降り出すと、ようやく猛烈すぎる暑さも解消へと向かっていく、とみられます。
あす18日(水)の県内は引き続き、焼けつくような日ざしと、まだまだ猛烈な暑さが続く予想。また、午後は山間部で夕立にも注意が必要です。
気温は、朝から25度を下回らない熱帯夜の所が多く、日中は33度前後から、所々35度に達する見通しで、県内で最も遅い猛暑日の記録も、さらに更新されていきそうです。
3日連続となる、熱中症警戒アラートも発表されています。異例の猛暑に対して、まだまだ気を抜かず、しっかり対策を心がけましょう。
木曜日も記録的な残暑が続きそうですが、金曜日は徐々に天気は下り坂となり、土曜日、そして日曜日と秋雨前線の影響で天気が大きく崩れてきそうです。この雨で、ようやく猛暑はおさまってきそうですが、災害への緊張感が高まる、まとまった雨となる心配もあるため、秋雨シーズンへの心構えも、しっかり高めて頂きたいと思います。
(KRY山口放送 気象予報士 山本昇治)