山口県の地域活性化に向けてタッグを組みます。
ユニクロなどを展開するファーストリテイリングと山口県が連携協定を17日、結びました。
締結式では、ファーストリテイリングの大苫直樹グループ執行役員と村岡知事が協定書に署名しました。
宇部市での紳士服販売から歴史が始まったファーストリテイリング。
会場では柳井正会長からのメッセージが読み上げられました。
(柳井会長メッセージ・代読)
「(グループとして)世界で約3600店舗を運営しています。当社がここまで成長できたのは山口県の皆様が支えてくださったおかげだと思っています」
児童・生徒が着なくなった服を回収し、難民に届ける活動の拡充など、次世代の育成や災害時の施設提供、県内就職の促進などで県と連携することになります。
(ファーストリテイリング大苫 直樹グループ執行役員)
「世界一を目指して日本企業として頑張っているが、目指しているということはまだ世界一にはなれていないということですので、実現するためにも原点を大事にしていこうと」
(村岡知事)
「出発は山口の地であって、ここから成長していったという思いを今でも強く持ってらっしゃる。これを契機にいろんな形での連携協力を進めていければと」
ファーストリテイリングでは同様の協定を山口市、宇部市とも結んでいますが、都道府県では山口県が初めてです。
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