●あす20日(金)も猛暑日予想…しかし、これが今年最後の猛暑日か
●週末からの3連休は秋雨前線南下で暑さ鎮める雨
●土曜午後~日曜午前は度々激しい雨 場合により警報級の大雨も
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「秋の彼岸の入り」を迎えた、きょう19日(木)も、まだ県内は猛烈な暑さが止まらず、最高気温35度以上の猛暑日も続々観測され、県内で最も遅い猛暑日の記録も、さらに更新されました。
ただ、最も遅い猛暑日の記録更新は、おそらく、あす20日(金)が今年ラストになる、とみられます。週末からの3連休は雨がしっかり降ることにより、猛烈すぎる暑さは鎮まることになる、とみています。
そして、この暑さを鎮める雨を降らせるのが、日本海から徐々に南下する秋雨前線です。
この秋雨前線は、沖縄付近を通過して、今、大陸へと進みつつある台風14号の雲を取り込んで、活動を強めながら南下していく見通しです。特に、土曜日の午後から日曜日の午前中にかけて、県内を含む西日本は広く激しい雨となりやすく、
降り方次第で大雨注意報から警報が出る可能性もあります。せっかくの3連休ではありますが、この土日に関してのお出かけは、安全第一で過ごす行動計画の練り直しなども、ご検討頂けたら、と思います。
あす20日(金)も午前を中心に強い日ざしは度々地面に届く見込み。気温は朝から25度を下回らないところが多く、日中の最高気温は33度前後から所々35度と、まだ猛烈な暑さが続きます。夜にかけては、だんだん雲が厚みを増し、にわか雨となる所もあるでしょう。
今週末は秋雨前線の影響で雨がしっかり降りやすく、特に土曜日の午後から日曜日の午前中は度々激しい雨となり、降り方によっては大雨注意報や警報級となってくるおそれもあります。月曜日の振替休日は、空模様は少し落ち着きますが、連休明けは、またぐずつくタイミングがあるでしょう。雨を境に猛暑はおさまり、季節はようやく秋本番に動き出しそうです。
(KRY山口放送 気象予報士 山本昇治)