秋の全国交通安全運動が20日から始まりました。
高齢者の交通事故防止などに重点を置いた取り組みが行われます。
山口市の県政資料館前におよそ150人が集まり、秋の全国交通安全運動の出発式が行われ村岡知事が「悲惨な交通事故を防止することは全ての県民の願いです」とメッセージを読み上げました。
「しっかりかぶろうヘルメット、くっきり目立とう反射材」をテーマにファッションショーが行われ、地域の人や高校生が様々な交通安全グッズを紹介しました。
運動期間中、反射材や自転車ヘルメットの着用、高齢者の事故防止などが重点行動となっています。
ことしに入って県内では交通事故で32人が亡くなっています。
そのうち24人が65歳以上の高齢者で特に夜間の道路横断中に亡くなった4人は全員が反射材をつけていなかったということです。
(交通企画課 藤村俊之課長補佐)
「人と車がぶつかる死亡事故は薄暮時間帯で多く発生している。反射材の着用、早めのライト点灯に気をつけてもらえれば」
10月からは自転車の自賠責保険加入が義務化されるほか11月からは「自転車のながらスマホ」に罰則が設けられ、6か月以下の懲役または10万円以下の罰金となります。
秋の全国交通安全運動は9月30日まで行われます。
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