●あす21日(土)からの3連休は、台風のエネルギーを取り込んだ秋雨前線の接近に伴い、大きく天気が崩れる見込み
●あす21日(土)は夜にかけて雨は降ったり止んだりを繰り返す予想
●あさって22日(日)は、秋雨前線が県内にもっとも接近するため、明け方を中心に、一時雨風が激しくなるおそれ
●連休最終日の23日(月)は、秋雨前線が九州南部付近まで南下し、しっかりと日ざしが届く見込み
●来週は最高気温が30度に届かない日もあり、暑さは徐々に和らいでくる予想
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あす21日(土)からの3連休は大きく天気が崩れる見込みです。
現在、日本海から東北にかけて、秋雨前線による帯状の雲が広がっています。
一方でもう一つ注目なのが、大陸にある台風14号です。
この台風は、あす21日(土)にかけて進路が急カーブ。くの字のように曲がって、日本に接近する予想です。ただ台風自体の勢力は衰えていて、この先温帯低気圧に変わるため、台風自体を必要以上におそれる心配はありませんが、台風のエネルギーを取り込んで活動が活発になった秋雨前線が、南下してくる予想です。
前線はこれから徐々に県内に接近し、あす21日(土)の夜にかけて降ったり止んだりを繰り返す予想です。
日付が変わりあさって22日(日)になると、前線の接近に伴い、明け方ごろに最も雨足が強まり、一時激しい雨そしてやや激しい風が吹くおそれがあります。
連休最終日の23日(月)になると、前線は九州の南部付近までさらに南下するため、県内はしっかりと日ざしの届く一日となりそうです。
せっかくの3連休で予定を立てている方も多いと思いますが、特にあさって22日(日)は雨風に対する心構えを高めて、安全第一で過ごすようにしてください。
あす21日(土)は北から秋雨前線が南下するため、夜にかけて雨は降ったり止んだりを繰り返すと見込んでいます。
最高気温は各地で30度前後。ここ数日に比べ少し気温は和らぎますが、それでも蒸し暑い一日となりそうです。
あさって22日(日)は、秋雨前線が県内にもっとも接近するため、雨足はさらに強くなる見込みです。
台風のエネルギーを取り込んで前線の活動が活発になり、明け方を中心に、一時雨風が激しくなるおそれがあります。
前線が通過する昼前ごろになると、雨や風も落ち着いてくると見込んでいます。
連休最終日の23日(月)は、秋雨前線が九州南部付近まで南下し、県内から遠ざかるため、しっかりと日ざしが届く見込みです。
24日(火)以降は雲の目立つ空模様が続きますが、来週中頃は雨の降るタイミングも出てきそうです。
最高気温は30度に届かない日もあり、暑さは徐々に和らいでくると見込んでいます。
猛暑の後は大雨と、天気の移り変わりが激しいですが、秋の訪れを前に体調管理はしっかりと行いましょう。
(KRY山口放送 気象予報士 秋山幸輝)