周南警察署によりますと、周南市に住む20代の男子大学生は今月2日、動画共有サービス=「TikTok」などを通じて知り合った外国籍の女とやりとりをしていたところ、「ネットショップを経営していて大きな利益を得ている」「1カ月で1.5万ドルは利益がでる」などとネットショップの出店を勧められました
勧められたのは、日用雑貨を扱っている架空とみられるネットショップで、もうかると信じた男子大学生は専用サイトでアカウントを作成しました。
すると、外国籍の女やカスタマーセンターを名乗る人物から「商品の仕入れ代金」としてお金を要求された男子大学生は、8回にわたって、指定された銀行口座に計147万円を振り込み、だまし取られました。
男子大学生はその後、相手から次々と要求される仕入れ代金を支払えなくなり、同居する家族に相談したことで、被害に気付いたということです。
警察は、「SNSでお金を要求するのは詐欺の手口」として、お金を支払う前に、警察などに相談するよう注意を呼びかけています。