11月に皇居で行われる「新嘗祭」に献上するコメを刈り取る「抜穂式」が下関市で行われました。
抜穂式は、下関市菊川町にある坂田謙祐さんの田んぼで行われました。
坂田さんは、皇室に献上するコメをつくる「奉耕者」に選ばれ、今年6月に「きぬむすめ」の苗を植え育ててきました。
神事のあと、坂田さんは、妻の康代さんなどとともに稲を刈り取っていきました。
新嘗祭は、11月23日に皇居で行われる伝統の儀式です。
今年は、気温が高く生育が少し早かったものの、順調に育ったということです。
(奉耕者・坂田謙祐さん)
「きょうの日を無事に迎えることが出来て、心からほっとしています。病気も大丈夫みたいで良い献上米になると思います」
坂田さんは、新嘗祭を前に、10月下旬に皇居で行われる式に出席し、献納することになっています。
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