自転車の適正利用を呼びかける自転車教室が3日に宇部市で開かれ、高齢者が事故の怖さを体感しました。
宇部市で開かれた自転車教室には地元の高齢者など160人が参加しました。
実験では人間のやわらかい脳にみたてた豆腐を落下させ、ヘルメットの安全性を伝えました。
(警察官)「せ~の」(参加者)「お~すごい」
ヘルメットに入れた豆腐のほうが崩れた部分は少なく済みました。
自転車のヘルメット着用は「努力義務」となっています。
一方、山口県内で10月から「義務化」されたのが自転車保険への加入。会場では保険を紹介するコーナーも設けられました。
「自動車保険とかに特約として追加することもできますので」
この教室は地域の自主的な交通安全活動を推進しようと内閣府が開いたもので、自転車の適正利用を呼びかけました。
(参加者)「ヘルメットがいかに大事か、頭を守ってくれるか、お豆腐ですごくよく分かりました。」
山口県内では、去年1年間で4人が自転車による事故で死亡しています。
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