東京パラリンピックの開会式で演奏したことでも知られる全盲のギタリスト・田川ヒロアキさんが防府市の高校で講演しました。
防府商工高校で開かれた田川ヒロアキさんの講演会。
生まれた直後に視覚障害があることがわかり、13歳のときには光も感じられなくなりましたが音楽で生活していきたいとギタリストに。
東京パラリンピックの開会式で演奏するなど活躍しています。
(田川ヒロアキさん)「うまくいくことばかりではなくて、どうしてもそうでないことが人生多かったりもする。実際にパラリンピックにすんなり出られたわけではなく、門前払いを受けたこともあった。そんなことがあっても怯むことなく、そんなことがあったらネタにするくらいの感じの勢いで、さらにそこでバネをつけて力をつけて、また活動してどうにかしてあの場を掴みたいという強い気持ちで活動してきた。」
(生徒)「急に目が見えなくなったというのがショックではなかったというのが、逆にチャンスにするというのが印象に残りました。」
「次々とチャレンジしていくところが参考になりました。」
田川さんは生徒に今後の目標を聞かれると「海外へ行って観客の前で演奏をすること」と答えていました。