27日に予定されている衆議院選挙に向けて、自民党山口県連は7日、立候補予定者の公認申請を党本部に対して行いましたが、山口4区選出で比例代表にまわるとみられていた吉田真次さんの名前はありませんでした。
自民党の公認申請は7日正午までとなっていて、山口県連は午前中に選挙対策委員会を開き、党本部に対して行う公認申請の候補者を決めました。
しかし、山口4区選出で次の総選挙から比例代表にまわるとみられていた吉田真次さんについては県連は公認申請しませんでした。
この理由について友田有幹事長は「いまだに山口県連から比例代表に立候補したいという意思確認ができていません。衆議院議員の比例代表として立候補するには県連といろいろ打ち合わせをしなければいけませんよと話しております。(名簿登載)順位についても一緒になって比例の上位になるにはどういう人脈を使って、誰がどういう役割をやって活動していかなくちゃいけないか、そういう問題もいろいろありますがいまだにお話しはありません。 ですからきょうは(公認申請)出せないです。本人の山口県連から立候補したいという意思確認ができていないです。」
Q今後の状況次第では追加の公認申請の可能性はある?
(友田有幹事長)「全然あります。私どもはお話しをしたい。詳細な打ち合わせをしたい。」
次の総選挙から山口県内の小選挙区は4から3に減ったことを受けて、党本部は去年6月、吉田真次さんを山口県衆議院比例区第一支部長に選任しています。
関係者によりますと吉田議員の関係者が地元から推薦してもらえるよう取り組んでいる最中だということです。
また、政治資金収支報告書に不記載があり、党役職停止6か月の処分を受けている杉田水脈さんについて県連は、比例代表中国ブロックで公認申請していて「現時点で、党本部の公認基準が不明で県連としては申請した」としています。