化学メーカー日本ゼオンがおよそ700億円を投じて周南市に建設する新プラントの建設協定調印式が県庁で行われました。
県庁で行われた調印式には村岡知事、日本ゼオンの豊嶋哲也社長、周南市の藤井市長が出席し協定書に署名しました。
(豊嶋哲也社長)
「周南の地から世界に向けて最先端の材料を提供したい」
新プラントは、主力製品である高機能樹脂シクロオレフィンポリマー(COP)を製造するためのもので総投資額はおよそ700億円に上ります。
COPは日本ゼオンが独自に開発した高機能プラスチックで、半導体、光学レンズ、医療機器などに使われ、今後、グローバルな需要拡大が見込まれるということです。
(村岡知事)
「半導体を保護する素材として世界で非常に強い競争力を持っている」
「海外じゃなくてこの日本で、またこの山口県で拡大の投資をしてもらえて本当にうれしく思っている」Q日本ゼオンの新プラントは来年度下期に着工し、2028年12月に操業予定です。
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