ことしもこの季節がやってきました。
本州唯一のナベヅル越冬地=周南市八代の小学校でツルの飛来を前に、つるよ来い来い集会が開かれました。
集会では、八代小学校の全校児童がツルについて歌った「八代の里の物語」を合唱しました。
八代地区は本州唯一のナベヅルの越冬地で八代小学校では、30年以上前からツルの飛来を願う集会を開いてます。
ナベヅルは、例年10月下旬から11月中旬にかけて第1陣が飛来し、3月にシベリアに帰っていきます。
去年は、1陣が11月9日と比較的遅めの飛来となりましたが、ことしのナベヅルの飛来日予想では…、
(児童)
「一番多かったのは、11月11日」
去年からはHPでの飛来日の予想も始まり、ことしは児童らも合わせた70人が参加、予想では…もう1か月ありそうです。
「たくさんこーい、まってるぞー」
会の最後には児童らが西の空に向かって、つるよ来いコールを行いました。
(児童)
「ナベヅルが去年よりいっぱい来てほしいということを考えながら歌を歌った。」
「早めに来てくれると地域の方もみんな喜ぶと思うので早めに来てほしい。(ツルはみんなにとってどんな存在?)家族のような大切な存在。」
八代小学校では今月16日に、児童らがツルの模型=デコイを設置する予定ということです。
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