詐欺被害防止に活用してもらおうと、生命保険会社が山口県警へポケットティッシュなどの広報物品を贈りました。
贈呈式では、富国生命相互保険から山口県警へ広報物品の目録が手渡されました。
贈られたのは詐欺被害防止を呼びかけるポケットティッシュおよそ3万個とチラシおよそ2万枚です。
山口県内で9月末までに確認されている詐欺被害は、うそ電話詐欺がおよそ3億2000万円、SNS型投資・ロマンス詐欺がおよそ6億5000万円とあわせて10億円近くに上る深刻な状況です。
富国生命相互保険は3年前から県警へ広報物品を贈っていて、ことしは急増するSNS型投資・ロマンス詐欺への注意喚起を強調しています。
(富国生命相互保険山口支社 村上和孝支社長)「お客様と直接触れ合う機会が多いので、毎日のように新聞にのるような詐欺を少しでも減らせるような力が担えれば。」
10月11日から詐欺被害防止などを目指す「全国地域安全運動」が行われていて、15日に贈られた物品は県内各地の広報啓発活動で活用されるということです。
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