日本人として初めて台湾の行政院政務顧問を務める男性が16日、県議会棟で講演し、日本と台湾の交流の大切さを訴えました。
講演会の講師を務めたのはことし8月、台湾の行政院政務顧問に日本人として初めて就任した野崎孝男さんです。
野崎さんは3年前(2021年)の「山口県議会と台南市議会との友好交流に関する覚書」などの締結に尽力していて、去年8月には「山口県観光・物産スペシャルアンバサダー」にも就任しています。
(台湾行政院政務顧問 野崎孝男さん)
「山口にある本当に良いものを台湾の方に知ってもらえるよう私もひとつひとつ努力していきたい。そのためには山口県の皆様、ちょっとロットが必要となるので生産を頑張っていただければ」
野崎さんは台湾は半導体関係など世界をリードする分野がある一方、食品加工など遅れているものもあるとし山口県から農業指導にいくことも面白いかもしれないなどと話していました。
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