●湿った空気流入で 18日(金)は曇りがちの天気も少々蒸し暑い状態続く
●あす19日(土)は前線通過で一時激しい雨 日本海側の海上は暴風、波浪の警報級となる可能性も
●雨を境に気温急降下 上着なども活躍の週末に
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昨夜は厚い雲に覆われ、スーパームーンも雲に隠れたままの状態が続きました。そして今朝にかけては西から低気圧や前線の雲も迫ってきています。
きょう18日(金)はこのあとも、低気圧や前線に向かう湿った空気の流れ込みにより、雲が広がりやすい天気が続きそうです。昼前後は多少晴れ間もある、明るい空も期待できそうですが、夜は瀬戸内側を中心に少々にわか雨の可能性もあるため、お出かけには折りたたみ傘を用意しておくと安心です。
日中の気温は27~28度くらいまで上がる所が多く、山口や萩は真夏日目前の29度予想。昼間は長袖の袖をまくりたくなる、少々ムシムシ、ジメジメした空気に包まれそうです。
週末は天気が大きく動いてきます。
あす19日(土)は、低気圧から長く伸びる寒冷前線が西日本を通過していき、朝から少々激しい雨となる所があるほか、初めは南寄り、その後、北寄りの少々激しい突風のおそれも。
特に日本海側の海上では、風の吹き方によっては、暴風、波浪の警報が出る可能性もあります。週末は屋外のイベントが行われる予定の所も多いですが、くれぐれも安全第一の心構えをしっかりとお願いします。
さらに、北寄りの風により、冷たい空気が一気に流れ込み、今週末はガクッと気温が下がって肌寒くもなってきます。今週の蒸し暑かった日々からのギャップで体調を崩さないように、厚手の上着の用意などで、激しい気温変化にも備えて下さい。
あす19日(土)は、前線の通過に伴い、朝から日中にかけて、一時激しい雨とともに強い突風のおそれも。また、雨を境に北風で一気に空気は冷たくなり、朝より夜の方が気温が下がっていく見込みです。
20日(日)はおおむね晴れますが、引き続き北風が冷たく、朝はグッと冷え込み、昼間も上着などが必要な肌寒さが続くでしょう。
なお、来週も中頃は再び天気がぐずつくなど、この先も小刻みに空模様は変わりそうです。
(KRY山口放送 気象予報士 山本昇治)