北海道で今シーズン国内1例目の高病原性鳥インフルエンザが確認されたことをうけ山口県庁で18日、対策連絡会議が開かれました。
17日、北海道・厚真町の農場で食肉用のニワトリが高病原性鳥インフルエンザに感染していることが確認されました。
今シーズン国内1例目の確認で、これまででシーズン中最も早い確認となっています。
これを受け、県庁で18日、関係機関が集まり会議が開かれました。
山口県内では100羽以上のニワトリを飼育している農場が85戸あり、県によるとこれまでのところ異常は確認されていないということです。
18日から家畜保健衛生所による各農場への立ち入り検査が行われています。
(県畜産振興課 西村隆光課長)「まず発生予防に取り組んでいく。万が一発生した場合には早期のまん延防止対策、防疫措置をとる準備を整えている。」
今回の鳥インフルエンザ確認を受け県では、各農場が行う死んだ鳥の数の報告を月1回から週1回へと強化しています。
県内ではことし1月、防府市の農場で9年ぶりに鳥インフルエンザが確認されています。
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