27日投開票の衆院選。
選挙戦期間中で唯一の日曜日、「選挙サンデー」となった20日、候補者は山口県内各地で支持を訴えました。
このうち、与野党一騎打ちとなっている山口2区では両候補ともに岩国市で個人演説会を開きました。
立憲民主党・元職の平岡秀夫候補は、評論家の佐高信さんをゲストに招きました。
佐高さんは「裏金」や旧統一教会との関係といった自民党の問題を批判し、政治を変えるために平岡候補の当選が必要と訴えました。
(佐高信氏)「若い人たちに希望を与えるために、この政治をまともなものにしなければ大変なことになる。」
(平岡秀夫候補)「(裏金)問題をはっきりさせなければ、日本の民主主義、とりわけ民主主義の原点となっている選挙というものが本当に台無しになってしまうと私は思っている。ここをちゃんと手を付けるような政治家でなければ、本当の政治改革はできない。」
23日には立憲民主党の野田代表も周南市内に入り、応援演説を予定しています。
自民党の前職・岸信千世候補の演説会には、伯父の安倍晋三元首相の妻・昭恵さんが駆け付けました。
安倍昭恵さんは「安倍元首相が蒔いた種が岸さんの中にもあり、みなさんの手で大きく咲かせてほしい」などと訴えました。
(安倍昭恵氏)「若いけれどもしっかりしていて、これからきっとこの国のために、この地域のために働いてくれるはずだよ、ということをひとりでも多くの方にお声をかけてもらえたら。」
(岸信千世候補)「最年少の自由民主党の国会議員で1年半活動してきた。みなさま方のお子さんやお孫さん世代、そうした方々にも、しっかりとこの地域を残していくんだと、それを責任をもってやっていく世代だとも思っている。」
21日は自民党の森山幹事長も周南市や岩国市で応援演説を行っています。
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