11月3日に行われる下関海響マラソンを前に、使用済みの家電から取り出した金を使って作られた金メダルが海響マラソン実行委員会に贈られました。
贈呈式では障害のある人達が利用する就労育成事業所・花くじらの石田眞理事長が下関海峡マラソンの大会会長を務める前田市長に金メダルを手渡しました。
メダルはステンレス製で、テレビやパソコン、ビデオデッキなど使用済みの家電から取り出された金を使ってメッキ加工が施されています。
家電は花くじらの利用者が手作業で解体して、基盤や鉄、プラスチックなどに分類しました。
その後、北九州市の企業が金を取り出しメダルを完成させました。
(メッセージ花くじら 日髙建一郎 管理本部統括部長)「メダル1個作るので半年近くかかっている。利用者さんとしてはほっとしている。みんな完成したときは笑顔でよかったという感じ。」
金メダルはフルマラソンの部の男女の優勝者に贈られます。
下関海響マラソンは11月3日に開催されます。
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