関東の中高生3人が光市の住宅に強盗に入ろうとした強盗予備事件で、3人がSNS上での闇バイト募集で集まったとみられることがわかりました。
強盗予備の疑いで逮捕されたのは、千葉県と茨城県に住む中高生の少年3人です。
22日朝、3人の身柄は山口地検に送られました。
警察によりますと、少年3人は20日午後8時ごろ、光市の住宅に侵入用具や拘束用具を所持し強盗に入る準備をした疑いがもたれています。
犯行当時、巡回中の警察官が路上にいた3人を不審に思い職務質問をしたところ「ここの家に強盗をしようと思いました」などと話したことから逮捕に至りました。
警察がスマートフォンを調べるなどした結果、3人はSNS上での闇バイト募集で集まったとみられることや、公共交通機関を使って光市に来たことがわかったということです。
3人に面識はなく、警察はSNSなどを通じて実行役を募る匿名・流動型犯罪グループ、いわゆるトクリュウが関連しているとして捜査を進めています。
取材によりますと、被害者の男性の家は犯行当時、寝室の窓が網戸になっていて、少年3人は窓の下にあった室外機に上り中の様子をうかがっていたということです。
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