高病原性鳥インフルエンザへの感染を防ごうと、山口・宇部市の湖で飼育されているハクチョウが23日、屋内施設に移されました。
ときわ公園では鳥インフルエンザの感染リスクが低い春から秋ごろに限り、コブハクチョウが湖で泳ぐ姿を見られます。
(市民)
「また来年まで見られないので。泳いでいるハクチョウを一枚撮りたいなと思ってきました」
公園では現在6羽のコブハクチョウが飼育されていて、鳥インフルエンザの警戒シーズンに入ったことからきょう屋内施設に引っ越し。
体重測定や採血など健康状態を確認した後飼育施設に放されました。
今シーズンはすでに北海道などで鳥インフルエンザの感染が確認されています。
(ときわ動物園多々良成紀 園長)
「非常に危機感はあります毎年毎年心配で。餌を食べるところもまじかに見れるかもしれないしそういうところを観察していただいて春が来るのを待っていただきたいと思います」
ハクチョウたちは来年の春ごろ、湖に再び放たれます。
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