国の特別天然記念物に指定されるオオサンショウウオを守ろうと活動する、防府市の中学生と高校生が日本自然保護大賞を受賞しました。
日本自然保護大賞を受賞したのは高川学園中学高等学校科学部でオオサンショウウオについて研究する7人です。
日本自然保護大賞は公益財団法人日本自然保護協会が優れた自然保護活動や生物多様性保全活動を表彰するものです。
科学部では2006年から岩国市錦町に生息するオオサンショウウオの研究に取り組んでいて、科学部が年に1度主催し自治体や地域住民が参加するオオサンショウウオ観察会での保護啓発活動が評価されました。
県内の団体が大賞を受賞するのは初めてだということです。
(高川学園高校3年 中野伊織さん)
「研究は中学生のころに先輩から引き続いでその結果オオサンショウウオ観察会を通して大賞いただけてとても嬉しい」
高川学園科学部では今後も後輩に引き継ぎながらオオサンショウウオの研究を続けていきたとしています。
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