毎年12月に奇祭=「笑い講」が開かれる防府市台道の小学校で「お笑い集会」が24日、防府市で開かれました。
防府市の大道小学校で開かれた「お笑い集会」には、全校児童およそ150人が参加しました。
これは、台道地区で鎌倉時代から続く伝統の祭り=「笑い講」に児童が挑戦しようと開かれたものでことしで37回目です。
児童たちは、学年で2チームに分かれ、笑い声を競いました。
審査の基準は、「笑い声がそろっているか」や「楽しそうに笑っているか」どうか。
本物の「笑い講」と同じく。1回目で「今年の収穫に感謝し」、2回目で「来年の豊作を願って」、最後=3回目は「ことしの嫌なことを吹き飛ばそうと」チームで思い切りのいい笑いを披露していました。
(児童は)
「自分にしてはすごく声が出せたのでよかった」
「すっきりした、笑ってすっきりした」
「負けたけど、大きな声で笑えてよかった」
最後は、児童全員で笑う「全校笑い」で集会を締めくくっていました。
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