きのう(24日)行われたプロ野球ドラフト会議で日鉄ステンレスの江原雅裕投手が東北楽天から4位で指名され、きょう、光市で記者会見が行われました。
江原雅裕投手は福岡県出身の24歳。國學院大學から去年、日鉄ステンレスに加入しました。
(江原投手)
「ここがゴールではなくて、ここからがスタートだと思っていますので、 入ってから楽天の選手の方々と切磋琢磨して、今以上に成長した姿を皆様にお見せできればなと思います」
大学時代は怪我に苦しみましたが、日鉄ステンレスでその才能が開花。
186センチの長身から投げ下ろすストレートはMax157キロという本格右腕で社会人野球の日本代表候補にも選ばれています。
(江原投手)
「オンリーワンの選手になれるように、自分の個性を出していけたらなと思っているので、自分単体として認識して頂けるような選手になれればなと思っています」
江原選手は、プロ入りに向けた思いを色紙にしたためていました。
(江原投手)
「プロの舞台に立てるというところをスタートラインとして、これからも日々、進化できるようにという思いを込めてこの言葉を選ばせて頂きました」
日鉄ステンレスからプロ野球選手が誕生するのは前身の新日鉄光に所属し、1994年のドラフト5位で巨人に入団した高村良嘉選手以来、30年ぶりとなります。
また、きのうのドラフト会議では、下関市出身で大阪学院大学高校の今坂幸暉選手がオリックスから育成1位で指名されています。
(今坂選手)
「山口県の皆さんに勇気を付けるような活躍をしていきたいと思っておりますので、応援よろしくお願いします」